食の業界における業績 調理・料理業界への技術的発展に貢献した実績及びアイデア集
鰺のカレーフライ(1957年)
昭和32年度全国保健所栄養料理コンクールに於いて鰺のカレーフライで第1位に入賞する。『献立名:黄金の外套を着た外交官』(カレーの衣から命名)これを発表後、日本でカレーフライと言う料理が広がり、今では学校給食の献立にも採用されるようになった。
うまさの味はのどの入り口できく又、ぬめりは味である(1967年)
料理の味の解明の中に大きな功績を挙げた。味の理論の確立、うまさの味はのどの入り口できく又、ぬめりは味である等「週間女性(昭和42年1月21日発行 主婦と生活社)」で大きく取り上げられ、当時全国の話題になり、今はその理論がテクスチャーとなり、料理界の定説となった。(S42年1月21日発行の週刊誌主婦と生活社)
ホイル焼き(1965年)
昭和40年頃よりアルミ箔が出始め、これを料理に応用しようと日本で初めて東京の金物店より購入して利用し初め、ホイル焼きを始めた。デパートの担当者が「よく売れるのは何に使うのか」聞きに来たというエピソードもある。
今ではオーブンの無い場合に重宝されたり、簡単に蒸し焼きが出来るという理由で料理店の献立にも採用されている。
電子レンジでステーキ(1976年)
電子レンジでステーキを発明し、ナショナルの電子レンジのPRで当分の間全国放送された。
マヨネーズ焼き(1984年)
味の素の料理雑誌に「マヨネーズ焼き」を初めて発表。以来、全国で色々とマヨネーズ焼きの献立が出てきて、今やこれも常識となった。(S59年11月1日発行 奥様手帳掲載)
こんにゃくラーメン(1997年)
佐用町の村おこしの依頼に応じて、こんにゃくの産地のため、「こんにゃくラーメン」を開発し、特許番号 平7-212372 で専売特許権を得る。
新しい焼豚の方法(2000年)
新しい焼豚の方法を開発して、特許申請中である。(100071434号 公開)
その他
- (1953)S32年頃より クイック茶碗蒸し(6分で出来る) テレビで放送
- (1965)S40年 天麩羅の揚げ方の「博多揚げ」を開発する。
- (1970)S45年 赤飯が15分で蒸せる。・(1989)H 1年 鯛の浜蒸しが電子レンジで出来る。テレビで放送
- (1987)S62年 サンTVで旬の料理(旬グルメ)放送開始(毎週土曜日pm5:00より)10年間で計456本放送した。
- (1987)S62年 レバーの臭みの取り方を考案
- (1968)S43年 日本醤油協会小宮専務が水野式味の理論(良い醤油を作るため)を醤油メーカー各社長に紹介した。
- (1970)S45年 東丸醤油のうどんスープの製造にアイデアを提供。爆発的に販売を伸ばした。後、ちょっと雑炊・ちょっと丼等のヒットが続く。