教育方針
みかしほ学園の目指す教育とは
- 単に就職することだけでなく、夢を持ち続けながら業界で長く活躍できる人間を育てること。
- 目先の小細工ではない、真の技術を習得することのできる基礎力(バックボーン)を養うこと。
- 常に技術者として尊敬される人間性を養うこと。
- 学ぶ楽しさを経験することにより、常に学ぶ姿勢を続けることのできる探究心を養うこと。
- 夢を実現するための野心を持ち続けられる精神力を養うこと。
授業方針(アドミッションポリシー)
食を楽しみ知るを学ぶ
『勉強が好きですか?』
「YES!」と答えた人には関係ない話題です。
当学園の調理師科・製菓技術科・栄養士科はすべて「厚生労働省」の認可を受けて授業を行い、それによって卒業時に「調理師」「栄養士」免許が取得できたり「製菓衛生師」試験の受験資格が得られたりします。
そのためには指定された科目の授業を規定時間以上受講することが条件になります(下図参照)。すると、いわゆる「調理実習」「製菓実習」などの実習授業が講義形式の授業全部に比べて少ないことに気が付きます。
授業全体の半分以上を講義形式の授業が占めているのに、今までの学校の延長のような授業だとどうでしょう・・・?
実習が楽しいのは当たり前!
当校では実習以外の授業も楽しく、知らないうちに知識が身に付くシステムを導入しています。「教科書」はサブテキストと位置づけてできるだけ具体的なものを使ったり簡単な実験を通して理解できます。日常の簡単な疑問を解決することで知識を深めることができます。
国が定める調理師養成課程&製菓衛生師養成課程の規定課目と授業時間(単位)数
調理師科(調理師免許取得可能学科) | |
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教科科目 | 授業時間(単位)数 |
食生活と健康(講義) | 90時間以上 |
食品の栄養と特性(講義) | 150時間以上 |
食品の安全と衛生(講義+実習) | 150時間(実習30時間)以上 |
調理理論と食文化概論(講義) | 180時間以上 |
調理実習(実習) | 300時間以上 |
総合調理実習(実習) | 90時間以上 |
計 | 960時間以上 |
製菓衛生師科(製菓衛生師受験資格可能学科) | |
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教科科目 | 授業時間(単位)数 |
衛生法規(講義) | 30時間以上 |
公衆衛生学(講義) | 90時間以上 |
栄養学(講義) | 60時間以上 |
食品学(講義) | 60時間以上 |
食品衛生学(講義・実験) | 150時間以上 |
社会(講義) | 60時間以上 |
製菓理論(講義) | 150時間以上 |
製菓実習(実習) | 420時間以上 |
計 | 1020時間以上 |
代表的な授業(実験等)例
基本的に教科書などを読んで覚える知識ではなく、色んなかたちで経験した中でわかったことが自然に知識になっていくことを重要視した教育体制になっています。
経験によって身に付いた知識や技術は本などで得られた知識より確実に残ります。
これからも「知的好奇心」を沸き立たせる授業を展開します。
- 砂糖の性質について
- 砂糖の加熱実験等
- 小麦粉について
- 種類の違いによるグルテン摘出実験等
- 米の科学
- 炊飯の実験および米の加工実験等
- 調味料について
- 材料に浸透するしくみの実験等
- 包丁について
- 刃物の特徴や金属特性等 他